Actual · 実測

実際のバッチ

ここにある曲線・温度・ハゼのタイミングは、すべて実際にROESTで焼いた焙煎の記録です。 あなたが設計する目標カーブは、こうして実物になります。

REPLAY · バッチ29の記録を約12秒に圧縮して再生

DRYING
乾燥
MAILLARD
メイラード
DEVELOPMENT
発達
225°200°175°150°110°中点 · 123° 0:40黄変(乾燥終了) · 175° 3:151ハゼ · 205° 7:17排出 · 215° 9:180:002:204:396:599:18
BT 201.2°C
RoR 0.0°C/min
0:00 / 9:18
DRYING · 乾燥フェーズ

豆の水分を抜く時間。まだ味や香りはほとんど生まれていません。

色は目安 / indicative

豆の色は、計測した豆温度から推定したもの。写真ではなく、目安の色です。スクラブして、ハゼまで進めてみてください。

MYTH · よくある誤解

濃い=強い・カフェインが多い、ではありません。深煎りはむしろ重量あたりのカフェインが微減します。

なぜそう言える? · 出典

「深煎り=カフェインが多くて強い」はだいたい誤解です。カフェインは多くの成分より熱に強いので、同じ重さで比べると焙煎度によるカフェイン量の差はわずか。深煎りは水分と質量が抜ける分、グラムあたりではむしろ少し増える傾向があり、ごく深い焙煎でようやく少し減る、というくらいです。深煎りが「濃く・強く」感じられる正体の多くは計量のからくりで、深煎り豆は軽く膨らんでいるため、同じスプーン1杯だと浅煎りのほうが豆そのものが多く=カフェインも多く入ります(重さで量ればほぼ同じ)。舌が感じる「濃さ」はカフェインではなく抽出された溶解成分(TDS)の濃度です。焙煎度をまたいでカフェインを揃えたいなら、スプーンではなく重さで量るのがおすすめ。

  • 査読Hecimović et al., Food Chemistry (2011) — roasting did not significantly change caffeine per mass
  • 査読Mehaya & Mohammad, Heliyon (2020) — caffeine more thermostable than chlorogenic/caffeic acids
  • 査読Lindsey et al., Scientific Reports (2024) — brewed caffeine drops only past ~400–420°F drop temps
  • 経験則America's Test Kitchen — ~60% more caffeine by volume, near-identical by weight (lab demo)
  • 経験則SCA Brewing Control Chart — 'strength' = TDS, distinct from caffeine

査読 = 査読つき論文・標準 / 経験則 = 総説・ロースターの経験(査読なし)

次のバッチを、あなたの設計で。

焙煎を設計する